【徹底解説】ビジネスレベルの英語って何?効率的な勉強法を伝授

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【徹底解説】ビジネスレベルの英語って何?効率的な勉強法を伝授
  • 自分の英語力がビジネスレベルに達しているのか分からない
  • どうすればビジネスで使える英語が習得できるか知りたい
  • ビジネスレベルの英語を身に着けて、海外で働いてみたい

こんなお悩みに答えます。

英語を使う仕事をしてみたいけど、ビジネスレベルの英語がどの程度なのかよく分からず、不安になり採用の応募を諦めていませんか?

せっかくの「チャレンジしたい気持ち」を胸にしまってしまうのは、非常にもったいないです。

私は、貿易事務の仕事を10年続けていて、未経験からビジネス英語の場に飛び込みました。

この記事では、ビジネスシーンで必要とされる英語レベルと、効率的な勉強法を解説しています。

ビジネスレベルの英語は、英語が好きな人なら習得は難しくありません。

この記事を読めば、諦めかけていたチャレンジに一歩踏み出す勇気がきっと出てくるはずです。

ビジネスレベルの英語って何?

ビジネスレベルの英語の指標とされるものは、以下の2つです。

  • 各種英語試験の基準(TOEIC、英検、CEFRなど)
  • 様々なビジネスシーンに対応できる英語スキル

試験は点数で測ることができますが、「英語力」と言われると分かりづらいかもしれません。

ここからは、各試験のビジネスレベルと、ビジネスに必要とされる英語力について解説していきます。

各種英語試験の基準

TOEIC公式サイトによると、「海外部門の社員に期待するTOEIC L&Rスコアは570~810点」(英語活用実態調査2019)とのことでした。

海外で仕事をするには、700点以上のスコアが必要とされていることが分かります。

また、ブリティッシュ・カウンシルで解説されている、”欧州評議会(®Council of Europe)によって、20年以上にわたる研究と実証実験の末に開発され、2001年に公開”されたというCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の試験について、定義されている熟練度一覧を見ると、B2以上がビジネスレベルの英語の相当すると読み取ることができます。

日本で広く知られている英検では、2級以上から就業対策に役立つとされ、ビジネスレベルの英語スキルであるといえます。

様々なビジネスシーンに対応できる英語スキル

自身のこれまでの経験から、ビジネスに必要と感じている英語スキルは以下の5つです。

  • 語彙力: 業界固有の専門用語を正確に理解し、使用できる。
  • 読解力: 契約書や各種資料を読み込むことができる。
  • ライティングスキル: ビジネスメールや文書を適切な英語で作成することができる。
  • リスニングスキル: 英語で行われる会議や講演を理解することができる。
  • 会話スキル:  ミーティングやプレゼンテーションで意見交換をすることができる。

「こんなに沢山のことを学ばなきゃいけないの?どうしよう…」と不安に思ったそこのあなた。

大丈夫です!

確かに一見すると、これら全てをマスターすることは難しいと感じるかもしれませんが、効率的な勉強法を身につければ、一つ一つのスキルを着実に向上させることができます。

こはる
こはる

不安は勉強で取り除いていきましょう。

次に、どのように勉強すれば早くスキルを習得できるかを解説します。

効率的な勉強法

さきほどご紹介した5つの英語スキルを身につければ、自信を持って英語でビジネスの世界に飛び込むことができます。

困っている人
困っている人

そんなの分かってるけど、どうやって勉強すれば良いか分かりません。。

どこから手をつけて良いか分からないという時には、私が英語の勉強で実践してきたオススメの順番があります。

  1. 語彙力
  2. 読解力
  3. ライティング
  4. リスニング
  5. 会話

語彙力を上げることから始めると、専門性のある仕事の内容を理解できます。
単語を知っていれば文章も読めて、発音も可能。
すると自然に聞き取れるようになり、会話でも使えるようになります。

もちろん、苦手なスキルから克服していくのも上達への近道です。

少しずつ底上げしていけば、いつの間にか不安がなくなります。

以下は、各英語力の効率的な勉強法の解説です。

語彙力の勉強法

業界関連のニュースを読む:自分の業界や関心のある分野に関連する英語のニュース記事やブログを読み、わからない単語や表現をノートに記録して覚えます。

業界別に英語のニュースサイトやブログ、雑誌を紹介します。
これらを活用することで、専門用語や業界トレンドに触れ、英語力を向上させることができます。

英語の記事が読める各業界のサイト

テクノロジー業界 TechCrunch
スタートアップ、最新技術、インターネットトレンドに関するニュースや情報。

金融業界 Bloomberg
スタートアップ、最新技術、インターネットトレンドに関するニュースや情報。

医療・ヘルスケア業界 Medical News Today
最新の医療ニュース、研究成果、ヘルスケアのトレンド情報。

エンジニアリング・製造業界 Engineering News-Record
建設工学、プロジェクト管理、製造業界のニュースや分析。

教育業界 EdSurge
教育技術に関する最新ニュース、研究、レビュー、リソース。

エンターテイメント業界 Variety
映画、テレビ、音楽業界のニュース、レビュー、分析。

リーディングスキルの勉強法

リーディングスキルの勉強法:
毎日、英語のニュースサイトやビジネス関連のウェブサイトを訪れ、記事を1つ選んで読みます。
初めは理解できなくても大丈夫です。継続することで徐々に読解力が向上します。

読売新聞が提供する英語記事のサイトThe Japan News – by The Yomiuri Shimbunは、読みやすいレイアウトで政治やビジネス、スポーツなど幅広いジャンルの記事を読むことができます。

ライティングスキルの勉強法

ビジネスメールの模擬作成:

実際のビジネスシチュエーションを想定して、ビジネスメールを書いてみます。
例えば、会議の日程調整のメールやプロジェクトの進捗報告などです。
ウェブ上には参考になるフォーマットや例文が多数あります。

ビジネスメールのサンプルを見れるサイト

Oxford University Press – Business Email Examples
ビジネスレベルメールが穴埋めの問題形式になっていて、楽しく学ぶことができます。

indeed
海外の転職サイトです。記事が英語で書いてあるので、リーディングの勉強も兼ねてビジネスメールを学ぶことができます。

こは
こは

このブログでも、英語のビジネスメールの書き方を解説しています!

リスニングスキルの勉強法

リスニングスキルを上げる為には、英語の音声を聞きながら、話者の発話をリアルタイムでマネする学習法(=シャドーイング)が有効です。

シャドーイングにオススメの動画サイト

TED Talks
様々なトピックについて、世界中の専門家が行う短い講演。
ビジネス、テクノロジー、デザインなど多岐にわたる分野があり、英語字幕も利用できるため、シャドーイングに最適。

BBC Learning English: Business English
ビジネス英語を学ぶためのシリーズも用意されています。
実際のビジネスシーンを想定した会話やフレーズが豊富に用意されており、聞き取りやすい英語で解説されています。

英会話スキルの勉強法

会話を上達させるには、人と会話することが一番の近道です。

でも、1人でできることもあります。以下の二つをご紹介します。

1.英語での自己紹介を準備する
ビジネスシーンでは自己紹介の機会が多いため、自分の自己紹介を英語で準備しておきましょう。
名前、職業、担当している仕事など、基本的な情報を書き出します。
まだ仕事に就いていない場合は、目標とする職業やポジションを想定して自己紹介文を書くのがおすすめ。
準備した自己紹介を何度も練習し、スムーズに話せるようになることを目指します。

2.Chat gptに英語で話しかけてみる
スマホの設定画面でChat GPTの音声入力をオンにすると、自分が話した英語に返答してくれます。「日本語で話してください」とお願いしても「できません」と言われたので、まさに日本語の通じないネイティブスピーカーと話している状態になります。恥ずかしがらずに話しかけていれば、自信がつきますよ。

でも勉強する時間がない

語彙・読解・リスニング・リーディング・会話・・・

そんなに細かく一つずつ勉強する時間がない…!ということもありますよね。

日々の学業や仕事、家事育児で忙しい方も多いと思います。

でも「いつか英語を使う仕事をしてみたい!」と強い想いがあれば、

ビジネスに特化したオンライン英会話スクールを利用してみるのもオススメです。

特に会話は1人で上達させるのが難しいので、ビジネス英語を専門的に学ぶことができるサービスは貴重です。

実際にビジネスの場で使われる英語は?

ビジネスシーンでの英語は、日常会話とは異なり、よりフォーマルで専門的な表現が多用されます。ここでは、ビジネスの場でよく使われる英語表現をご紹介します。

ビジネス: 頻出フレーズ

Could you please…?(~していただけますか?)
丁寧な依頼の際に使います。

I’m looking forward to…(~を楽しみにしています)
会議やイベントなど、将来の出来事に対する期待を示す際に使用します。

Let’s discuss…(~について話し合いましょう)
会議などで特定のトピックや案件について話し合いたい時に用います。

I suggest that…(~を提案します)
自分の意見やアイデアを提案する際に使います。

Thank you for your understanding.(ご理解いただきありがとうございます)
相手の協力や理解に対して感謝を示す際に使用します。

>>ビジネスフレーズについてはこちらの記事で詳しく解説しています

ビジネス: 自己紹介

Hello, my name is Alice Smith, and I work as a Project Manager at ABC Corporation.
こんにちは、私の名前はアリス・スミスで、ABCコーポレーションのプロジェクトマネージャーとして働いています。

It’s a pleasure to meet you. I’m Maria Lopez, specializing in digital marketing.
お会いできて嬉しいです。私はマリア・ロペスで、デジタルマーケティングを専門としています。

I’ve been with ABC Inc. for five years, focusing on software development.
ABC株式会社には5年間勤めており、ソフトウェア開発に焦点を当てています。

I’m responsible for the new product launch at ABC Solutions, and I’m looking forward to collaborating with you.
ABC・ソリューションズで新製品の発売を担当しており、皆さんとの共同作業を楽しみにしています。

Feel free to reach out to me if you need assistance with network security. My email is (メールアドレス)
ネットワークセキュリティで何かお手伝いできることがあれば、遠慮なく私に連絡してください。メールアドレスは(メールアドレス)です。

>>ビジネスで使える自己紹介フレーズについてはこちらの記事で詳しく解説しています

ビジネス: 挨拶の文例

Hi, thanks for having me.
ミーティングや招待された場で使います。
相手が自分のために時間を割いたり、場所を提供したりしてくれたことへの感謝を示す挨拶です。

Nice to see you again.
以前に会ったことがある相手に対して使います。
親しみを込めた挨拶で、再会を温かく迎える表現です。

How have you been?
相手の近況を気遣う挨拶で、初対面の場合よりもある程度親しくなった関係で使うのが一般的です。

Thank you for meeting with me.
相手との会議や面談の機会に感謝を示す表現です。
ビジネスの場で尊敬や感謝の意を伝える際に役立ちます。

I’m looking forward to working with you.
新しいプロジェクトや取引を始める際に、前向きな協力関係を築くために使われるフレーズです。

>>ビジネスで使える挨拶フレーズについてはこちらの記事で詳しく解説しています

ビジネス: 電話対応の英語

This is Alex Smith from ABC Tech.
(こちらはABCテックのアレックス・スミスです。)
電話をかけた際の自己紹介に使います。

May I speak with Ms. Anderson, please?
(アンダーソンさんはいらっしゃいますか?)
特定の人物を電話で呼び出したい時に使用します。

I’m calling regarding the upcoming project meeting.
(これからのプロジェクト会議についてお電話しています。)
電話の目的を明確にする際に役立ちます。

Could you please hold for a moment?
(少々お待ちいただけますか?)
相手に少し待ってもらう必要がある時に使用します。

Thank you for your time. Have a great day.
(お時間をいただき、ありがとうございました。よい一日を。)
電話を終える際の礼儀正しいフレーズです。

>>ビジネスで使える電話対応フレーズについてはこちらの記事で詳しく解説しています

まとめ: ビジネス英語のレベルと勉強法

各種英語試験のビジネスレベルに相当する指標は、以下の通りです。

  • TOEIC : 700点以上
  • CEFR : B1以上
  • 英検:2級以上

ビジネスレベルの英語に求められるスキルは、語彙力・読解力・ライティングスキル・リスニングスキル・会話スキルの5つです。

効率的な勉強方法もご紹介しました。

語彙:専門業界の記事を英語で読む

リーディング:英語のニュース記事を読む

ライティング:英語メールのサンプルを見る

リスニング:シャドーイングをする

会話:Chat GPTに話しかける

こはる
こはる

時間がなくて思うように勉強が進まない時は、ビジネス英語専門のオンラインサービスを利用してみるのもいいですね。